| | フッ素(フッ化ナトリウム)を水道に入れ、虫歯を予防する方法は、世界のかなりの国で行っています。フッ素入り歯磨き剤、フッ素の水のうがい(洗口)、歯のフッ素塗布なども同じ目的です。
問題は、その安全性です。虫歯予防に対するフッ素応用については賛否両論があり、その詳細については一般の人には知る術が少ないのも事実です。
多くの場合、行政や専門家である歯科医師が薦めるものだから大丈夫、といった認識ではないでしょうか。しかし、マイナス面にも目を向けておく必要がありそうです。
■少数ながら、医師や歯科医師が「体に弊害がある」と反対や警告を出している
(日本子孫基金「食品と暮らしの安全」No.128より)
・フッ素水道水を飲み続けた人に、12種のガンが増えた
・ダウン症の増加のほか、新たに痴呆(ちほう)や、老人の大たい骨骨折(寝たきりの原因)を起こす疑いがある
■フッ素の虫歯予防に対する効果には疑問
(日本消費者連盟発行「消費者リポート」第1080号より)
・フッ素塗布(一部の行政や歯科医院で数か月毎に行うように推進されている)で約9000ppm、フッ素洗口(一部の学校現場や家庭で毎日行うよう推奨されている)で200〜1000ppmの濃度のフッ素が使用されている
*環境基準に定められたフッ素の基準値は河川等において0.8ppm以下。フッ素塗布の場合、この環境基準に定められた濃度の一万倍のフッ素を塗布していることになる。
・1994年、WHOはその「テクニカルレポート」の中でフッ素洗口は6歳未満の子どもには禁忌であると結論。フッ素塗布についても8歳未満の子どもには薦められない、としている。
・フッ素先進国アメリカでも、1997年から、フッ素入り歯磨き剤のチューブには6歳未満の子どもに対する応用に警告文を義務づけている。
・中央環境審議会(環境庁長官の諮問機関)の資料の中には、フッ素過剰摂取による「健康影響」として、斑状歯(歯にしみが生じ、病状が進むと歯がボロボロになっていく)との文言が明記されている。
TV・ラジオ、新聞などのマスコミで<有効>と取り上げられると、私たちは何の疑いもなく、よいものとして信じ込んでしまいがちですが、ものごとはすべて両極面からとらえる目をもったほうがよさそうです。マイナス面には比較的無関心なままに使用しているのが現状ではないでしょうか。
*参考資料:日本子孫基金発行「食品と暮らしの安全」、日本消費者連盟発行「消費者リポート」
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